「虚像」と「実像」-4

つづき)

ちなみに、「中島みゆき」に傾倒していたのは、実姉の方である。

この女の方が、「引きづり女」かも。実姉が、「中島みゆき」のレコードを良く貸してくれた。

ここでも、「誤解か?!」。

それとも、このでっち上げに「協賛」したのも実姉?

実姉は平気でうそを言う。

これについても、後日はなそう。

ただいえることは、母親が死ぬときに、「家に帰りたくない」と言い残して死んだということだ。

「死人に口なし」とは、よくいったもんだ!

固有名詞以外、自分で言うのもなんだが、この年齢で、ずば抜けた記憶力を持つハリーは、神からのギフトに心から感謝を捧げる。

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 ここでようやく本題だ。

レクターが仕掛けた「でっち上げ」と「ハリーの本物」の『誤差』を読者諸君に『査定』してもらいたいのだ。

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教材は、「9つの性格」鈴木秀子著だ。

人間の性格を「9つのタイプに分類」

エニアグラムといって2千年以上の歴史をもつ非常に神秘的な人間学なんだそうだ。

決して、「生年月日」とか「血液型」とか「人相・手相」といった占いでない。

占いは信じない。

占いをやると地獄に行くといわれる。

クリスチャンである。

なので、心理学のようなものととらえている。

この本に初めて遭遇しのは、1999年。確か、ハリー最後の公務員時代。職場でコピーして「誰がどんな性格か」を話題にした記憶がある。当時の室長は、池上さん。ハリーとは相性がいい室長だった。タバコをスっパスっパ吸っていたが、穏やかで親切な室長だった。

 測定方法

①9つのタイプから、それぞれ20項目の質問。

②自分が該当すると思った項目に「チェック」

③それぞれのタイプごと、「チェックした数」をカウント。

④「チェックした項目が一番多い」タイプが、「あなたのタイプ」

 

まあ、心理テストみたいなもの。

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 ここで「占い」と違うことは、

●「自分が選択する」

●「一番多いタイプ」が「あなたのタイプ」

●「二番目に多いタイプ」も「あなたのタイプ」

 

つまり、「ひとつのタイプ」に限定しないところ。

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 1999年当時のチェック表が残っているので、

ハリーの場合 チェックした数は、以下のとおり。

1タイプ  15/20問中

2タイプ   8/20

3タイプ   6/20

4タイプ   3/20

5タイプ   7/20

6タイプ   4/20

7タイプ   10/20

8タイプ   3/20

9タイプ   0/20

という結果。

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一番多いタイプは、1タイプ 次に7タイプ

1999年当時なので、2013年の現在、再度チェックすれば、多少違う結果がでるかも。

だが、さっき1タイプだけチェックをいれたら

現在でも、14/20という結果。

やはり、現在でも1タイプかも。

性格は、なかなか変わらないもの。

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  さらに、1999年当時、「自分の一番多いタイプの1タイプの記述」を読むと

驚くべきことに、「自己採点で95%当たっている」

 

過去、占いなどいろいろやってみたが、「性格のところ」だけでも、せいぜい、どの占いも「50%」くらいが関の山。

もちろん、この人間学は、「未来や運勢や相性」は見れない。

自分自身限定。

そこのところも「占い」とは違う。

 

つづく)