【タイプ1】 ハリーの場合 -2

つづき)

まず、本題は、次のような流れで、展開することにする。

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①良い状態と悪い状態

②あなたは何に囚われているのか。

③あなたの姿を知る

④あなたは変わることができる

⑤よいコミュニケーションのために

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もちろん、すべてのタイプの記述はしない。今回は、「ハリーの場合」である。

治験されるのは嫌だが、「自分の権利を守る」「自己の虚像との戦い」のため、「無償で被治験者」となろう。

本書の記述が「自己評価」で、

「正解と思われる」の時は、「青い色」「○」

「違うと思われる」時は、「黄色」「×」

「どちらともいえない」時は、変化なし。

と記述することに。

(注) 「思われる」という表現にしたのは、「自分のことが一番わかっていない」かもしれないとう可能性も含めた「自己判断」のため。

「分析の自己分析」。

鵜呑みにするのでなく、検証が必要。

 

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まずは、

①良い状態と悪い状態 -(タイプ1の場合)

本書には、次のような記述がある。

タイプ1

≪良い状態≫

・整理能力がある ○

・克己心がある○

・正直○

・批評眼が鋭い○

・理想に向かて努力する○

・社会性に富む

・努力家○

・精度が高い

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≪悪い状態≫

・神経質○

・片意地×

・一人善がり○

・押しつけがましい×

・嫉妬心が強い×

・道徳を振りかざす○

・融通が利かない×

・小心○

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こんな感じか。

意外と思われたか?イメージと同じか?

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≪悪い状態≫のほうが、≪良い状態≫よりも、「自己分析」と少し違うのは、「タイプ1」を良い方向に導く、「タイプ7」が二番目に多いためだと思う。

「タイプ1」の場合、後にも話すが、「タイプ7」が強く出ると、≪良い状態≫になり、「タイプ4」の要素が強くなると≪悪い状態≫になるそうだ。

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「性格は一元的ではない」

たとえば、「性格をあらわす表現」を考察してみると

≪良い印象≫       ≪悪い印象≫

慎重派             臆病

社交的             八方美人

意志が強い          頑固

リーダーシップがある    強引・仕切り屋

理論家             理屈っぽい

情熱的             押しつけがましい

冷静沈着           感情表現が乏しく冷たい

合理主義者         計算高い

理想主義者         現実離れ・地に足がついていない

などなど

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こんな感じで、「本人自身の性格は変わらない」のに、「それをを表現するだけで、まったく違った印象を受ける」

 

つづく)