つづき)
どこまで話したか?
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ここで、現行の「国税専門官の第一次試験」をもう一度みてみよう。
第1次試験
基礎能力試験(多肢選択式) 公務員として必要な基礎的な能力(知識及び知能)についての筆記試験 出題数は40題 知能分野 27題 文章理解11、判断推理8、数的推理5、資料解釈3) 知識分野 13題 自然、人文、社会13(時事を含む。)
専門試験(多肢選択式) 出題数は70題 <必須> 次の2科目(16題) 民法・商法、会計学(簿記を含む。) <選択> 次の9科目54題(各6題)から4科目24題選択 憲法・行政法、経済学、財政学、経営学、政治学・社会学・社会事情、英語、商業英語、情報数学、情報工学
専門試験(記述式) 次の5科目(各1題)のうち1科目選択 憲法、民法、経済学、会計学、社会学
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ハリーが受験したのは、30年くらい前なので、「現行の試験」と違っているかもしれないが。
だいたいのところは、同じなんじゃなかったか?
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現行の試験でみてみると
第1次試験
①基礎能力試験(多肢選択式)
⇒40題
②専門試験(多肢選択式)
⇒<必須> 次の2科目(16題) 民法・商法、会計学(簿記を含む。)
⇒ <選択> 次の9科目54題(各6題)から4科目24題選択
③専門試験(記述式)
⇒次の5科目(各1題)のうち1科目選択
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当時、③専門試験があったかどうかは記憶にないが、問題は、②である。
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ここで、繰り返すが、
★会計が大嫌い
★マークシートが大嫌い
のハリーである。
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では、大学受験のように「傾向と対策」をたててみよう。
まずは、
①基礎能力試験(多肢選択式) 40題
⇒たしかこの問題は、「知能テスト」的な問題で、国家公務員上級や国家公務員中級も同様の問題を出している
⇒つまり、「会計学」のように、「この試験だけに必要」ではない。
⇒「公務員試験」を受験するには「必須」
☛真面目に勉強することで、「他の試験の勉強も兼ねられる」
もちろん、難易度は、国家公務員上級>国税専門官>国家公務員中級
【対策】
●真面目に勉強し、40題中90%以上の回答率を目指す。
●やや苦手な問題形式もあるが、「90%は死守」
【結果】
2回の試験とも、「90%の回答率」は、達成したと自負している。
後に受験した国家公務員中級の試験が、「かなり簡単に感じた」
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つぎに、
③専門試験(記述式)
→この筆記形式は、「記憶にない」
→当時は、あったのか?
→もしあったのなら、「経済学」を選択していただろう。
☛②専門試験(多肢選択式)にも、「経済学」があるので、②&③両方選択するため、「ガッチリ勉強」
だが、記憶にない?」
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なんだ、「普通に勉強したんじゃないか」と思われるが、問題はここから。
つづく)