つづき)
昼飯明け
では、再スタート
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ひとつ前のブログの最後の方で、掲げた「データ」から。
これでは、見えにくいので、「注目しべきところだけ抜粋すると」
首都圏不動産流通市場の動向(公益財団法人東日本不動産流通機構)
中古マンション 基本データ
■成約状況
です。
今度は「グラフではなく実数表示」です。
ちょっと数字がつぶれて見えにくいですか?
説明すると 【上段は】
年/月 件数
2010/07-09 7133
/10-12 7410
2011/01-03 7863
/04-06 6779
/07-09 6790
/10-12 7439
2012/01-03 8612
/04-06 7653
/07-09 7451
/10-12 7681
2013/01-03 9663
/04-06 9344
/07-09 8338
この数字を見ても「ここ3年間のデータ」で「1月~3月」が「一番成約数が多い」
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さらに【下段】では 「月ごと」である。
2012/07 2736
/08 1940
/09 2775
/10 2744
/11 2574
/12 2363
2013/01 2517
/02 3316
/03 3830
/04 3119
/05 3076
/06 3149
/07 2965
/08 2250
/09 3123
このデータは、すこぶる興味深い!
ここに
「三菱 佐藤」の「データのトリック」が!!
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【解析】してみよう。
*「1年間程度のデータ」であるが傾向ははっきり出ている。
①「1月」が「なんと年間を通じて、二番目に契約件数が少ない」
→これは、年末年始の日本国内一斉の休みである「年末の休み」と「正月休み」と関係が深いと考えられる。
→「1月は、実質、正月明けの1月11日あたりから稼働するのでは」
→「夏休みは、一斉に休みではない」
→つまり、「1月の1/3は、動きなし」となるのでは。
→ゆえに、「契約件数も下がる」
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②続く「2月」「3月」。なかでも「3月」が「1年のうちで一番成約率が高い」
→年度末に向けて、「一斉に動き出す」ことが「理論上も合致する」
→「転勤」「転職」「入社」「進学」「転校」に「キリがいい」時期である。
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③「契約するためには、マンション検索・問い合わせ・内覧・交渉」など「ある程度の時間が必要」である。ということは、「12月」や「1月」あたりから、「不動産が動きだし」、その後「2月」『3月」に「契約」という経過を踏むであろうと推測できる。
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④「年末・年始あたりから不動産は動きだし、契約に結び付きやすいのが3月ごろまで」は「正しい」
→つまり、「1月」は「潜伏期間」
★つまり、「年末・年始に売り出しを開始しなければいけない時期」なのだ。
「今が、そう!」
くそ佐藤!
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さらに、分析すると
⑤「6月」は「1年を通じて、平均的なさ数字」である。
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⑥「8月」は「1年間を通じて、一番契約率が少ない」
★先にも書いたが
「マンション検索」→「問い合わせ」→「内覧」数回→「売買交渉」→「売買契約」
と「契約までには、タイムラグ」が生じる。
つまり、「8月で契約率が一番低い」ということは、「その前の梅雨時に動かない」ということだ!
梅雨は、平年「6月上旬から7月20日前後(関東の場合)」とされる。
この時期に、「物件の問い合わせがない」ので「そこから1か月~2か月後の「8月」契約に結びつかない」という「からくり」だ!
つづく)